基本情報
北海道のほぼ中央にある三笠市は、札幌市、旭川市や新千歳空港から1時間圏内と、道央主要都市へのアクセスがしやすい位置にあります。 また、豊かな森と湖に恵まれ、エゾミカサリュウ(国の天然記念物)やアンモナイトをはじめとした多くの化石を産する地質学的に重要な地域であり、北海道の石炭と鉄道の発祥の地として栄えた歴史あるまちでもあります。 平成25年には日本ジオパークの認定を受け、地元の小中学校での地域教育や、ジオツアーによる観光誘致などを進めているほか、道内唯一の食物調理科の市立三笠高校を中心に「食のまちづくり」をめざし、まちづくりに取組んでいます。「住みたい田舎ベストランキング」(宝島社)の北海道エリア各部門において5位以内にランクインしました。
アクセス |
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人口・世帯数 | 人口:7,876人 世帯数:4,608世帯 |
面積 | 302平方キロメートル |
インターネット環境 |
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歴史 |
1億数千万年前・・・ 三笠市がまだ、海の下にあったころ。アンモナイト(イカ・タコの親戚)が遊泳し、エゾミカサリュウ(大型肉食爬虫類)が往来をしていました。時は流れ、地殻変動を繰り返しているうちに、地球は「石炭」というエネルギー資源を作り出していました。 それから、またゆっくりと時は流れ、人の目は北海道の開拓に向けられ始めました。明治元年(1868年)に、幌内で燃える石「石炭」の炭層の露出面 が発見され、 明治12年(1879年)幌内炭鉱が開坑されるとにわかに人の往来が盛んになり、明治15年(1882年)6月に市来知村が開村されました。このときが三笠市の誕生です。この年の6月に、北海道開拓を目的として空知集治監(現在の刑務所)が市来知(いちきしり)に設置され、11月には幌内炭坑から掘り出された石炭を輸送するための鉄道が幌内と手宮(小樽)間に北海道で最初(全国で3番目)に開通しました。 |