北海道の冬は11月から4月初旬頃まで、約半年ほど続きます。除雪やツルツル路面への対策は必須。
一方で雪や氷を楽しむ北海道の冬ならではの魅力たっぷりのアクティビティも多数あります。
ここではよくある質問をもとに、北海道の冬を乗り切るコツと情報をご紹介します。
雪かきはどうしてるの?
除雪・雪かきは必須
本格的に積り始める12月~3月頃は除雪・雪かきが必要になります。家の周りはスコップやスノーダンプを使用するのが一般的ですが、雪の多い地域だと家庭用除雪機を活用するところもあります。ロードヒーティングや民間の排雪サービスに頼るのも賢い手段です。生活道路や歩道の雪は除雪車が入るので、冬も安心して出かけることができます。

- 雪がたくさん
積もる前に処理 - 町内等の
除雪計画を確認 - 機械やサービスも
有効活用
滑らないで歩くコツは?
冬靴でゆっくり歩こう

雪道で滑って転ぶのを避けるには、靴底に溝のある滑り止めが付いた冬靴が必要になります。ツルツル路面では、歩き方の工夫がポイントになってきます。雪道にしっかり備え、転んでケガをしないコツを覚えてから出かけましょう。歩道脇には滑り止め材が入った砂袋が用意されているところもあるので、ツルツル路面で危ないと思ったところに撒いてみてください。
- 狭い歩幅で
ゆっくり歩く - 靴底全体を
地面につけ
「すり足」で歩く - 滑り止めの砂袋を
活用する
冬の運転のコツを知りたい!
冬タイヤで安全運転
積雪や凍結の恐れがある11月~4月頃まで、スタッドレスタイヤが欠かせません。タイヤを冬仕様に変えたからといって、通常感覚の運転は厳禁!!スピードの出し過ぎ、急ブレーキ、急発進は大変危険です。普段よりも慎重な運転を心がけてください。各車両の路面状況への警戒から車の流れはゆっくりなので、夏場より早めに出発し、余裕を持って運転しましょう。

- タイヤやワイパーを
冬用に交換しよう - 「急」のつく
運転はしない - 警察・自動車教習所
などの冬道安全講習
を受けよう
冬はどうやって過ごしてる?
雪や氷で楽しもう!
北海道では、住宅の断熱材、二重ガラス、暖房などの防寒対策が充実しています。外気温がマイナスでも建物の中は暖かく、半袖でアイスを食べて過ごす人もいるほど。また、スキーやスノーボード、スケートやスノーシューなどの冬ならではのアクティビティも人気です。また、各地で雪や氷にまつまるイベントも多数開催しているので、思い切り楽しむのもオススメです。

- 住む前に住居の
断熱・暖房を
確認しよう - 上着は厚め
中は重ね着で
賢く温度調整 - イベントや
アクティビティ等で
冬の北海道を楽しもう