移住者インタビュー05

公募している観光協会を探して、
偶然見つけた標津町は最高でした。

久保田 早也佳さん

いつかは地方の観光に携わる仕事がしたいと思い続けていた久保田さん。インターネットで見つけた標津町が「面白そう!」だったので観光協会の職員に応募しました。移住してみて、その勘は間違っていなかったと実感しています。

標津町 標津町観光協会 26歳 大阪府出身
久保田 早也佳さん

インタビュー動画
  1. 移住のきっかけは?

    観光協会で仕事がしたいという思いを実現させたくて

    大学卒業後に、地元の大阪で旅行会社やデパートの販売員などを経験してきました。大学では国際観光学科で学んだこともあり、以前から地方の観光協会で仕事がしたいと思っていたので、インターネットで情報を探していました。

  2. 移住先の決めては?

    観光協会の職員を公募していた標津町を見つけました。

    検索していたら、全国公募をしていた標津町の観光協会がヒットしたんです。見てみたら本当に日本の端っこみたいなところで、ちょっと興味がわいてきて。いろいろ調べるうちに、ここで働いてみたいという気持ちが強くなって応募しました。

  3. ほかの候補地は?

    候補の中で、一番行ってみたかったのが北海道でした。

    九州や中部地方など、いくつかの候補地を調べてはいたんですが、やっぱり一番行ってみたいと思ったのが北海道でした。景色を見ているだけでも感動するところって、ほかにはありませんから。最初はそんな感じで興味本位でしたね。

  4. 採用までのプロセスは?

    東京で面接して、採用になってはじめて標津へ。

    まず履歴書を送って、それで面接ということになって。その時に標津町へ行けると思っていたんですけど、東京で面接してもらえることになりまして。観光協会の会長や事務局長と話をして、その場で採用していただいたという感じです。

  5. 町の移住支援制度は利用しましたか?

    移住に関しては、職場の上司に助けてもらいました。

    移住者への支援制度がいろいろあるということは、こっちへ来てから知りました。私の場合は仕事が先に決まっていたので、住まいの手配なども観光協会の事務局長にすべて面倒を見ていただいたので、とても助かりました。

  6. いざ移住となったときに不安などは?

    不安を感じないほど急だったのが良かったのかも。

    身内も友達もまったくいない場所なので、やっていけるのかという不安はありましたが、採用が決まってから引っ越しまで1ヵ月ほどしかなくて、そんなことを考えるヒマもなかったというのが良かったのかもしれません。

  7. 仕事の内容を教えてください。

    事務局の運営やまちの観光PR活動をしています。

    観光協会の事務局を運営する事務全般が主な仕事です。あとは観光客を誘致するために、道外や札幌圏でまちや特産品をPRしたり、あとは町内のイベントを考えたり、その運営もやっています。職場としては商工観光課ですけど、町の職員ではなく、あくまで観光協会の職員として勤務しています。

  8. 仕事の楽しさややりがいは?

    たくさんの人との交流が仕事に役立つのが楽しいです。

    観光に携わる仕事がしたいとずっと思っていたので、それだけでも日々やりがいを感じています。人との交流が多い仕事なので、その中でいろいろと吸収して、それを地域に還元していけるように一歩ずつ進んでいるところです。

  9. 1日のスケジュールは?

    まだ仕事にも一人暮らしにも慣れていないので……。

    仕事は8時30分から夕方の5時15分まで、役場の職員と同じ時間帯です。出勤したらまずメールをチェックして、必要なメールは返信して。仕事の内容は本当にその日によって違うんですけど、経理的な仕事をしたり、事務局内で企画や事業を進めるための会議をしたり、町内の施設を回っていろいろな話を聞いたり、イベント情報をインターネットで発信したり、そんな感じですね。まだまだ不慣れなので、時にはちょっと残って仕事をすることもあります。

  10. 休日はありますか?

    観光イベントが多い夏場はなかなか休めません。

    やはり観光の仕事なので、土日のイベントも多い夏場はあまり休めないですね。休日にはまとめて家事をこなしたり、買い出しに出たりしていることが多いですね。たまに、友人や知人と食事に行ってリフレッシュしています。

  11. 将来の展望を教えてください。

    標津のすばらしさをもっと多くの人に知らせたい!

    観光協会で働かせてもらっているので、観光客をたくさん増やせるような環境づくりをしていきたいですね。地域の方のお力を借りながら、この仕事を頑張ってやっていきたいです。標津町は食べ物もすごく美味しいし、知床に近いということもあって手つかずの大自然がたくさんある、とてもいい町なんです。移住者は大歓迎ですし、道内に移住したら遊びに来てくださると嬉しいです。

  12. 移住の先輩として一言!

    たくさんの人とコミュニケーションすること、
    それが北海道を楽しむコツだと思います。

    北海道に暮らしてみて、広い土地ならではの人と人との助け合いの精神がすごく強いと感じました。私は仕事柄、いろいろな人とつながりを持つ機会が多いんですが、たくさんの人と仲良くなるのが北海道を楽しむコツだと思います。移住してきたら、まずは町内会に参加するとか、町のイベントに行ってみるとか、そういうところからコミュニケーションをとってみては。

北海道暮らしのこぼれ話

うれしいプレゼント
サケとホタテのまち・標津ならではの特典です。

標津町民には年に数回、サケとホタテが無料で配布されます。サケはまるごと1本、ホタテは1度に8枚くらいもらえます。そこで初めてホタテの貝剥きを体験しました。サケをさばくのはさすがに無理で、上手な方にお願いしてさばいてもらって、美味しくいただきました。

久保田さんに学ぶ!移住のポイント

  1. 01観光協会で働くという強い意志があった
  2. 02地域の人々と積極的に交流している
  3. 03毎日の暮らしを心から楽しんでいる
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